茅田砂胡さんが好きすぎるので全シリーズまとめてみた

書評(という名の感想文), 雑記

茅田砂胡さん全シリーズまとめ

こんにちは。ゆうきです。

「茅田砂胡」さんという作家さんを知っていますか?

私が初めて好きになった作家さんです。ほぼ全巻持っているので、まとめてみました。

ほぼネタバレはありません。表紙の絵やタイトルからわかることぐらいしか書いていないので、未読の方もご安心ください。

また、すべて2017年6月16日時点での情報です。

シリーズごとの相関

茅田砂胡さんの作品には、以下のシリーズがあります。

  • 「デルフィニア戦記」シリーズ
  • 「スカーレット・ウィザード」シリーズ
  • 「暁の天使たち」シリーズ
  • 「天使たちの課外活動」シリーズ
  • 「トゥルークの海賊」シリーズ
  • 「海賊と女王の航宙記」シリーズ
  • 「桐原家の人々」シリーズ
  • 「レディ・ガンナー」シリーズ
  • 「祝もものき事務所」シリーズ

このうち、下の3つのシリーズ以外は、舞台となる世界や登場人物が共通している部分があります。

「デルフィニア戦記」シリーズと「スカーレット・ウィザード」シリーズは舞台となる世界が全く違いますが、最後の方で共通した登場人物が少し出てきます。「暁の天使たち」シリーズ以降はすべて続き物といって差し支えないです。

また、「茅田砂胡全仕事 1993~2013」という、2013年までに出版されたすべてのシリーズの書き下ろしが詰まっているスペシャルな本があります。

「デルフィニア戦記」シリーズ

一番最初に読んだ本。

中世ヨーロッパ風の世界を舞台にした冒険ファンタジーなお話です。

剣!魔法!友情!ピンチ!大逆転!!!みたいなワードが好きな人はとにかく読むべし。

全部で18巻ありますが、読み始めたら本当に引き込まれて、時間があっというまに過ぎます。

当時は図書館に通って読んでいたので、他の人が借りてると返しに来るのを待たなければいけなくて、非常にもどかしい思いをしました。

ストーリーもさることながら、登場人物のキャラクターが本当に魅力です。

外伝も2冊出てます。

あと、実はこのシリーズは違う名前で大陸書房から出版されていたんですが、出版社が倒産したため打ち切られちゃったんですよね。それで新しく始めたのが「デルフィニア戦記」シリーズなんです。

で、その失われた物語が、「王女グリンダ」という名前で出版されました。設定とかが少し違っています。

書かれたのは「王女グリンダ」の中のお話のほうが前なんですが、個人的には「デルフィニア戦記」シリーズのほうを先に読むことをおすすめします。

「スカーレット・ウィザード」シリーズ

前のシリーズとは違い、未来っぽい世界が舞台です。

こっちは銃!宇宙船!戦闘機!人工知能!!って感じです(作中では人工知能という名前ではありません)。

こっちもキャラクターが本当に魅力です。

茅田さんの作品には「強くて美しい女性」がよく出てくるのですが、そのなかでも最強クラスの強さを誇る人がこのシリーズでは出てきます。

外伝は1冊。外伝といっても、ほぼエピローグです。第6巻と言っていいと思います。

漫画もありますが、途中までなんですよね…。こっちも、小説を読んでからのほうがいいと思います。

「暁の天使たち」シリーズ

「スカーレット・ウィザード」の外伝からつながっているお話です。舞台も「スカーレット・ウィザード」シリーズと一緒です。

「デルフィニア戦記」シリーズと「スカーレット・ウィザード」シリーズの両方のキャラが出てきます。というよりも、「デルフィニア戦記」シリーズと「スカーレット・ウィザード」シリーズを合体させるための物語、という側面が強いかもしれません。

設定とかが前作から引き継がれているので、絶対に前の2つのシリーズから読んだほうがいいです。というか、第1巻が「スカーレット・ウィザード」の外伝から直接つながっているので読まないと話がつながりません

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ

「暁の天使たち」シリーズのキャラたちのお話の続き。

全部で16冊ありますが、基本的にすべて1冊ずつで完結しています。

だからどの作品から読んでも大丈夫のはずなんですが、しれっと前作のキャラが出てたりするので、やっぱり出版順に読むのがいいです。

このシリーズは全16巻もあるのに番号が振られてません。出版順に並べるとこんな感じです。

  • 嘆きのサイレン
  • スペシャリストの誇り
  • ヴェロニカの嵐
  • パンドラの檻
  • オンタロスの剣
  • ソフィアの正餐会
  • 大峡谷のパピヨン
  • ミラージュの罠
  • 夜の展覧会
  • サイモンの災難
  • マルグリートの輪舞曲
  • 追憶のカレン
  • 海賊とウェディング・ベル
  • 逆転のクレヴァス
  • オディールの騎士
  • ファロットの休日

どのお話も好きですが、ファロットの人たちが活躍する巻(スペシャリストの誇り、サイモンの災難、追憶のカレン、ファロットの休日など)は特に好きですね。

あとは大峡谷のパピヨン。今後のシリーズにもつながるので。

このシリーズからは、ストーリーやキャラクターが魅力的なだけでなく、ちょっぴり風刺的な物語も増えていきます。

「天使たちの課外活動」シリーズ

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの続き。

そのなかでも特に「天使たち」と呼ばれているキャラクターに焦点を当てて物語が進みます。

「課外活動」というタイトルの通り、学校が舞台となっています。

同級生や先輩なども巻き込んで、カオスな感じで物語が進みます。面白いです。

「トゥルークの海賊」シリーズ

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの続きで、こちらは「海賊&女王」と呼ばれているキャラクターに焦点を当てて物語が進みます。

ここでまた新しい世界観が入ってきて、一気に印象が変わりますね。

もともとのキャラクターもそうなんですが、新キャラも人間離れした能力を持ってます。

「クラッシュ・ブレイズ」シリーズや「天使たちの課外活動」シリーズが一話完結だったのもあって、久々に骨太なストーリーが来て嬉しかったですね。

まあ、続き物だと「新刊…はやく私に新刊を…続きが…読みたい…!!」と苦しむことになるのですが(笑)

「海賊と女王の航宙記」シリーズ

「スカーレット・ウィザード」の登場人物がメインで活躍するお話。

「航宙記」とある通り、宇宙船で旅しながらいろいろな事件が起こる話です。

「天使たち」ももちろん好きなのですが、「海賊&女王」コンビも非常に好きなので、純粋に嬉しいです。

続きが待ち遠しい…。

「桐原家の人々」シリーズ

1ページ目のシリーズとは打って変わって、現代物です。ファンタジー要素はゼロです。

もう10年以上前に出版されたものですが、未だに現代物として通用するストーリーです。

ある7人家族の物語で、一家の秘密がどんどん明かされていきます。

舞台こそ違えど、軽妙な語り口やキャラクターの魅力は負けてません。

この作品に出てくる女の人も、「気が強くて美しくて強い」女性が多いです。

「レディ・ガンナー」シリーズ

一番好きなシリーズです。

ざっくりまとめると、銃の扱いがめちゃ上手なお嬢様が、愉快な用心棒たちと一緒に冒険するお話です。舞台は19世紀のイメージです。西部劇的な。

茅田さんの描く女性像についてさんざん強くて素敵だと言っていますが、このシリーズの主人公のお嬢様も、めちゃめちゃ素敵な人です。

14歳の少女でありながら、自分の中の正義を大切にしており、かといって頭も固いわけではなく思考は柔軟。感が鋭くて洞察力もあるという素敵なお嬢様なのです。

惜しむらくは、外伝が最後に出た2011年から新刊が出ていないということ…。書き下ろしを含む改稿はされていますが…。「全仕事」の中にも書き下ろしが入っていたけれど、新刊を書いてはくださらないのでしょうか…。

「祝もものき事務所」シリーズ

こちらは、一風変わった現代物

人間離れした運と勘をもつ探偵もどき事務所の所長がわたわたしながら事件に巻き込まれ、なんだかんだと解決する話です。

このシリーズは「桐原家の人々」よりももっと現代物っぽいです。風刺のききかたもちょっぴり強め。

そして、「またか!」と言われそうですが、この物語にも優秀で美しくてかっこいい素敵なお姉さんが登場します。

まとめ

茅田さんの全シリーズまとめでした。茅田さんの魅力はやっぱり

  • キャラクターの魅力(特に女性キャラ)
  • ハラハラ・ドキドキのストーリー展開
  • ちょっぴり風刺的なところ

ですね。

初めて読む人は「デルフィニア戦記」か「スカーレット・ウィザード」、あるいは「レディ・ガンナー」がおすすめです!

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